ELITECROSS_沼澤先生.png

貫通カテとスネアを併用したwire externalization

高度石灰化により順行性および逆行性ワイヤーのコントロール性が不良な場面で、貫通用カテーテルの中にスネアカテーテルを通してwire externalizationを行った症例をご紹介。

サポートカテーテルはガイドワイヤーの操作性を向上させるのみならず、Rendezvous techniqueや血栓吸引カテーテルとしての使用、選択的造影による造影剤使用量の軽減、いわゆる親子孫カテシステムの構築などその使用方法は非常に多岐にわたる。今回我々は、貫通用カテーテルELITECROSSとスネアを併用することでWire externalizationに成功し、良好な拡張を得ることができた高度石灰化を伴う浅大腿動脈入口部CTOの1例を経験した。