OUTBACK用 簡易チャートで短時間再疎通を狙う
アウトバックリエントリーカテーテルを用いてLTポジション合わせをする際に、簡易チャートを用いて、短時間でLTマーカーを作り、少量の造影剤で再疎通させた症例を報告する。
今回、アウトバックリエントリーカテーテルがdistal true lumen手前まで進んだ時、正面像とRAO45°LAO45°の3方向を撮影するだけで、アウトバックリエントリーカテーテルが血管のどの位置に進んだかを同定する簡易チャートを作成した。そのチャートを用いてLTマーカーを作り短時間かつ、少量の造影剤で高い確率で再疎通に成功することができた。